「日本史から見た日本人 古代編」
渡部昇一 著 祥伝社 黄金文庫
じつは私 女子大生です!
(以前からここに来てくれている方はご存知ですが)
娘も息子も高校生で、私は旅行会社勤務ですが、女子大生です(笑)
ちゃんと映画館も [学割] で入れます!!!
その前は代表取締役でした・・・(爆)
恥ずかしくて大きな声で言うことではないんですが、会社を潰しまして・・・
右を見ても左を見ても、周りはぜーーんぶ 敵 に見えたこともありましたねえ。
さすがに「これから先どうやって生きていくんだろう」って
首を吊ろうとは思いませんでしたが、精神的にはそれに近い状況も経験しました。
しかぁ~し!
タダでは起きません!!!
今までやりたくってできなかったことを、今だからできることをやろう!って
まあ、前向きになるまでにはそれなりに時間がかかりましたけどねえ。
それに今の職場も「捨てる神あれば拾う神あり」って感じで
助けてもらって、世の中、そんなに悲観したものじゃないなあと思います。
てなわけで(・・・ってどういうわけだ?)
某有名!大学の通信過程に在籍しています。
専攻は 文学部第2類(史学)専攻
昨年1年はなかなか単位が取れなくて
・・・っていうか、どうやって学習していくか、手探りだったので、
今年は(ちなみに10月入学生)ビシバシ単位をとっていこうと(ホントかよ)
まあまあ、千里の道も一歩から・・・
卒業にはだいぶ時間がかかると思いますが、頑張りますです。
・・・と、前置きが長くなりましたが、
この本は久々に楽しく読めた歴史本でした。
(レポートのために読むのは、やっぱ勉強って感じなので)
カミとホトケを崇敬できる日本人の不思議さが
とても軽快なタッチで書かれています。
日本人の持っている平等感の根底は「和歌」にあった!なんて面白いでしょ?
この著者の渡部昇一さんという方、「国家の品格」を書いた方ですから
ご存知の方も多いと思います。
あの文章は、これだけの歴史的造詣の深さの上で書かれたものだったんですね。
続編に「鎌倉編」「昭和編」があるそうなので、ぜひ続きを読んでみたいと思います。
今は、自分の国「日本」に対する自信や愛情の少ない若者が増えているとか。
さらに自分の国の成り立ちも知らない日本人も多いということが
国際的に見ても嘆かわしいと言われます。
学ぶべきことは外からも取り入れるけど、自分の国の良いところは無くさない・・・
そんな基本的なことの大切さに改めて気づかせてくれます。
過去の日本のしていたことにもっと誇りを持っていいと思うし
(例えば先の大戦なんかも「勝てば官軍、負ければ・・・」的な感じがするし)
あの戦争だってアジアの国々に対してけして悪いことばかりだったわけじゃない。
もちろん戦争と言う私達には実感しがたい究極の状況の中で
ヒドイコトもあったでしょうよ。
(誤解の無いように書きますが、私、戦争自体は大反対です!)
だけど、その歴史に関する教育自体が、日本人は悪者でした・・・と子供達に
教え続けてきたんじゃ
誇りも何もあったもんじゃない!って思います。
この素晴らしい国に生まれたことに対するちゃんとした理解をしたいものだと。
その生み出した文化は、どの国にもない独自のものだと。
私は日本の文化をもっと大事にしたいと思います。
そんなこんな考えているにつけても
今回の中国とのやり取りは、はぁ~ナサケナイ・・・と思ってしまいますがねぇ・・・。